【終了報告】ScratchDojo 原・・・33
開催日時:2018年8月25日(土)10:00~12:00
開催場所:社会福祉協議会 研修室
概要
夏休み、最後のDojoです。応募者が少なくて心配しましたが、無事、宿題も済ませたのか・・・元気な顔を見せてくれました。
人数バランス的には、ビスケットの応募が多くて、スクラッチが少なかったのですが、開催直前にスクラッチの応募も5人となり、こちらも和やかに進めることができました。
電子工作・バギー車の組み立て
今回の参加者は3名です。若干、3人の進度に差がありましたが、無事、3人とも完成したようですね。
稲見さんの電子工作(:Move mini buggy)メモです。
夏休みも終わりに近づき「:Move mini」の組み立てもいよいよ終盤。
全く組み立てをしていないYくんとNくんは、今日1日で完成を目指してもらうことにしました。
Uくんは組み立てにかなり手こずっていましたが、なんとか時間内ギリギリに完成させることができ動かすところまでできました。
Mくんは組み立てもプログラムもスイスイ自分で進められて難なく組み立てをこなしていました。
最後は「まっすぐ前進する様にするにはどうしたらいい?」の問いに対し「今は前進するのにP1とP2のサーボモーターは最速になっているから曲がるのをなおすにはどうしたら良い?」とこたえたら、サーボの片側のパラメータを変え回転を遅くしたら大きく曲がる様になったと言っていたので、サーボモーターの制御が少しは理解してもらえたかと思います。
Nくんも最後まで完成させることができ、前進と後進でLED表示を変えられる様に工夫をしていました。
ちょっとコラージュにしてみました。
次回からは「:Move mini」制御をプログラムで自由にできるように遊んでもらおうかと思います
スクラッチ一般
Scratch 一般の参加者は5人でした。高学年の4人は岸本さんが、初心者のYくんは柳本さんが見てくれました。
高学年の忍者を見た岸本さんのコメントです。
中学2年のR君です。
ゲームが壊れてしまい、今回は不具合の修正点を直しました。
色々触っているうちに条件比較の数字の1と文字の1を間違えて打ち込んでいた模様。そのため、ロールプレイングの地図がうまく表示されませんでした。
影響がでそうなスプライトに焦点をあて、スクリプトにデバッグのコードを埋め込みながら問題の箇所を特定するのを一緒にやりました。
次回はできるようになるといいですね!
ユースメンターのM君
ゲーム開発講座の先取りで、地図に描画した城に入るロジックを考えてもらいました。
数ヵ月前にMくんから要望された機能ですが考え方が難しいので、飛ばそうかなと思いながらも、Mくんの熱意が伝わりやることに決めました。
城はスプライトではなくペイントで描いているので、どうやって城のXとYの位置を取得するのか、どのタイミングで取得するかという課題があります。
いままでの講義を理解してくれているのでサンプルのゲームを見ながら、なんとなく内容を理解してくれていました。
小4のUくん
今日は武器倉庫の絵を描いていました。自分のペースで絵を描いて楽しんだり、プログラミングしている様子です。
独自性を作品に詰め込んでいて、ワクワクが止まりませんね!
武器倉庫の絵が一息ついたので次回からは画面の切替わりにチャレンジするそうです。
次回は発表できるようにがんばりましょう!
小5のベテランのR君
マイクラの格闘ゲームをつくろうとアクションゲームをリミックスしてしていました。
剣を振り下ろして敵をやっつけるゲームですが、なかなか思うようにはできなくて、やりかけでタイムオーバーになってしまいました。
スクラッチで作ったマイクラ日記を発表してくれました。前回見せてくれたときは、1日分の日記でしたが、家で続きを作ってくれて五日分くらいに増えいました。実際のマイクラ体験記をスクラッチで表現して面白かったです。
初心者をみられたやなぎもとさんのコメントです
Scratch Y君のメモです。
前回の制作の続きで、今回の目標はHPの増減です。
太陽の下ではHPが段々減っていき、木やビルの影に隠れるとHPが増える、という部分の制作に取り掛かりました。
HPが減るところは「人間が木やビルの色と重なったら」という条件を作っていましたが 実際に動かしてみるとHPの増減が思い通りに動かず、うまくいかない原因を突き止めるのに少し苦労しました。
原因は、木の色と地面(土)の色が同じで、人間の足の先が地面についている状態でもHPが増えてしまっていたことでした。 そこがわかると、自分でスクリプトを修正してHPがうまく増減するようになりました。
ビスケットを楽しむ
ビスケットの参加者は、年長さん女子2人、小学1年男子・小学2年女子の4人でした。
ビスケット担当は松田さんです。
年長さんふたりと小2の子をみました。今回のテーマは私のほうで考えてみた「着せ替え人形」です。
NSちゃん
はじめに、部品となる洋服三点、顔、目鼻、手足、帽子、眼鏡、を描いてもらいました。こつこつと取り組んでくれます。
今日はU君のお母さんと一緒です。ふたりでいろいろお話しながらイメージを膨らませ、何ができるのか楽しみな様子です。
ビスケットのメガネで、タップすると洋服の色が変わる、また手足や表情が動く、というところまで完成しました。
ステージにまだ余裕があります。「そこは自由につかってね」といったら、タップすると草花がでてくる可愛い背景となりました。発表もマイクを持ち、大きな声で元気よくやってくれました。
IKちゃん
以前、お兄さんとみえて、ビスケットに慣れてみえたので、今日は一緒に「着せ替え人形」勧めてみました。
途中、あまり気か乗らない様子なので、Kちゃんの一番好きなものを描いてみよう、と方向を変えました。
いろいろな音符を描いて動かし、ステージをタップすると音が出てくる、という作品ができました。お父さんの力添えもあったようです。楽しそうに発表してくれました。
小学2年女子、Oちゃん
着せ替え人形も自分なりにささっとやってくれました。ビスケットの本から、やりはじめたゲームのページがあるようです。
お絵描きを聞かれたくらいで、ちゃんと読んで進めていて感心しました。作品は、途中までになり、また今度完成したら発表してください。
次回は自由なテーマで行います。みんな参加してくださいね
追加
3人、きちんと並んで可愛いとのことでコラージュを作ってくれました。
ビスケットの男の子の部
男の子と女の子では興味が違うようだとのことで松成が担当しました。
新人小1のHくん
今日初めて参加の小1のHくん。何を描きたいと聞くとしゃくとり虫を描きだした。
家で少しやってきたみたいだった。
しゃくとり虫がリンゴを食べる。
半分食べたのが残っていたので、全部食べたらとアドバイス。
ちゃんとなくなるのではなく、影のようなものを描いていた。
きちんと食べてなくならないと言いながら、画面の左端にリンゴをいっぱい並べて待ち伏せする。
しゃくとり虫がさなぎになり、さなぎが蝶になる。
そのタイミングに指のマークをアドバイス。
あと、音を入れて、賑やかにして、完成。
約、30分、集中して完成した。
後、周りが気になっているようなので、僕のバギー車を貸してあげた。結構喜んで遊んでいた。
その間、お母さんにビスケットの初歩的な使い方を説明しておいた。Hくんは、発表も上手にやってくれた。
自分で集中して、ストーリーを作っていくのは30分で限界かな、次回は僕のレゴでも持ってくるかなという気分。
追加・・・もう一枚
まとめ
集合写真
今回は、メンターの人にも入ってもらいました。次回は参加メンターにみんな入ってもらおうかと思いますね。
謝辞
今回も、メンターの稲見さん、岸本さん、柳本さん、松田さん、有難うございました。また、今回は写真・受付を大田さんにお願いしました。有難うございました。また、時間をみて、柳本さん、松田さんも手伝ってくれていたようですね。有難うございました。
次回案内
次回は9月8日(土)になります。下記から、お申し込みください。
では、お待ちしています。
記録: 松成文夫