【終了報告】ScratchDojo 原・・・34
開催日時:2018年9月8日(土)10:00~12:00
開催場所:天白区社会福祉協議会 研修室
概要
夏休みも済んで、また、頑張るということか、久しぶりに17人の忍者の参加があり、メンターの不足も心配されたが、Code for Aichi の南谷さんが個人参加してくれたりして何とか過ごすことができた。メンターの皆さんもしんどかったという声も聞こえたが、このくらいの人数だとにぎやかでいいという感じもある。メンターの増加が当面の問題になってきた。
Wifiもぎりぎりだったが、お願いして、個人でテザリングして使ってくれた人もあったようで、何とか過ごすことができた。人数変動が多いといろいろと難しいことが出てくる。
内容的には電子工作ではぼつぼつバギー車を動かすようにもなったが、進度の違いもあって2グループに分かれての進行でメンターの稲見さんも大変だったようだった。ゲーム開発講座も高学年が多いが、5名の参加でユースメンターも頑張ったみたいですね。ビスケットはお母さんも加わって、和気あいあいと進めたようだった。Scratch一般と電子回路基礎は各1名でじっくりと進めることができた。
今回、Dくんにみんなの発表時にコメントをしてもらった。子ども同士のコメントで発表忍者も褒められて照れ臭そうにして嬉しそうだった。次回から、なるべく輪を広げていこうかと思わされた。
電子工作…バギー車・・・参加者8名
稲見さんの電子工作のメモです(:MOVE mini buggy)
今日は人数が多かったので、グループ分けをして進めることにしました。
すでに組み立てが終わっている組には、直進の調整をしてもらってからコースに沿って走らせることをやろうとしたのですが、調整がなかなかうまくいかないのか難航していました。
組み立てが終わっていない組は、前回使ったスライドを元に資料をおこしたものを見てもらいながら組み立てを進めてもらうことにしました。
何とか組み立てが終わり動かすところまでいったようですが、私の方でケアができていなく、無理やりはめ込んでパーツを割ってしまったりとかしていました。
micro:bitはまだ初心者のDくんは、パソコンも持ってきてもらっていなかったこともあり、とりあえず組み立てを進めてもらうことにしました。Dくんはすごく慎重に組み立てをおこなっていて、時間をかけながら組み立てを行ってました。
全くの初心者のDくんは南谷さんに見てもらい、ランダムでカタカナで表示させる占いのようなものを作ってもらってました。
前回までみんなうまく進めていたのですが、なぜか今回はちょっと苦労していましたね。(夏休み明けで疲れ気味?)何度もやっているので慣れているかと思ったのですが、意外とmicro:bitにプログラムを送るところができていないので、今後どう進めたらよいか悩ましいところです。
次回は拡張ブロックを使って、とにかく動かして楽しんでもらえるようにしたいと思います。ちゃんとTipsを与えて自由にやってもらうところ、ケアが必要なところ、なかなか人数が多いと難しいと思ったりします。
初心者の面倒は南谷さんに見ていただいたので、ちょっと重荷が楽になりました。南谷さん、ありがとうございました。
Scratch一般
松成のコメントです
今日はScratch一般のS君につきました。2回、柳本さんが見てくれて大筋はできていました。
話は、夏、暑い日に体力(HP)がじりじりと低下する。大きな木の陰やビルディングの陰に入れば体力が回復する。影を探して人間が動く。ゲーム的に1分、体力が持てばクリア、体力がなくなればゲーム・オーバーということです。
今回は動きが少しおかしかったのを直して、HPの計算・判定をいれて、クリア、ゲームオーバーを付けました。時間が余ったので音の効果も入れました。
とりあえずは夏のテーマを完成出来てよかったかな・・・
ゲーム開発講座
岸本さんのコメントです。
ゲーム開発講座のロールプレイングゲームを作ろう♪が7回目となり、 今回から2回に渡り、地図に配置された城の城内に入るイベントの処理を作ります。 使用されているイベントが多く、ロープレって奥が深いなと思いながらテキストを作っています。
ユースメンターのM君
授業の先取りで、城内に入るイベントは既に完成させており、戦闘画面の深堀をしていました。
主人公が敵を攻撃したら、敵の体力を減少させる計算がうまくいかない箇所を対応中です。
これからは、敵をクローンで数体作成して個別に体力などのステータスを 持たせるとのことでした。発想がよいので、授業のネタになります(笑)
今日はバタバタしていて、ユースメンターのM君の協力をもらいながら 何とか乗り切った感が強いです(笑)ありがとうございました。
いつも熱心なK君
自分の名前や じゅもんの文字の書き出しと、城の作成をしていました。 自分のユーザ名を取得して、主人公の名前にセットしようと工夫。 文字の書き出しのバグにはまっていましたが、自力で原因を突き止めていました。
K君の場合は、ランダムにマップピースを配置するようにしているので 作成した城が地図上に複数でてしまっています。 地図上で城を一つ配置できる制御を考えてみるのも楽しいですよ。
サンプルは作成したので、よかったら参考にしてください。
オリジナルが得意のU君
スタートの港から、隣の砂漠の地図に移動できました。 地図の端に移動したら、新しい地図をペイントするために、「~を受け取ったとき」の”イベント”を 発生させないと画面は変わらないので意識してくださいね。 地図におかれた1つ1つのマップピースと地図の構成が上手で、絵の完成度が高いですね。 私も感化され、先週、仕事を忘れ城を二時間かけて書きました(笑) いまは、隣の地図に移動したときの主人公の位置がおかしいようなので、どうすれば よいのか考えてみてくださいね。
中学生のT君
なぜか、いつもスクラッチが壊れたところから講座がスタートしているので、今回もバグの修正からスタート。バグとりの粘り強さには感服です(笑)
WindowsEdgeのブラウザでスクラッチをやっていましたが、スクリプトの表示が見えにくいので 知らない間に完成していたスクリプトを触ってしまいバグになるのかなとか、 自動保存がうまく機能していないのかなとか話しながら、Explorerのブラウザをオススメしたら、 見えやすくなり快適になった模様(笑)
講座のあとに少し補習をしてバグを取り除いた状態で保存! これで次の講座は大丈夫だと思います。
新しく見えたMさん
初めての講座の参加となり、1回目のマップピースを並べるところからのスタートです。
6か月前から独学でスクラッチを初めたとのことで、講座の途中まではお母さんと妹さんと参加。
スクラッチの操作は慣れおり、テキストをみてサクッと作り終わってドット絵メーカーで 自分で橋の絵を描いていました。
1回目は、「~まで繰り返す」を入れ子にした処理を理解してもらうのが目的ですが、 文字が入ったリストを触りながら、理解してくれた様子。
お母さんと娘さんが退席されてからも、気軽に声をかけてくれたのが嬉しい誤算でした(笑) ロールプレイングゲームに興味をもってくれたとのことでよかったです。
スクラッチのログインIDを登録しないと講座の内容を引き継げないのでお忘れなく~
ビスケットを楽しむ・・・ビスケット3名
メンターの松田さんの記録です。
Nsちゃん 年長さん
テーマは「水辺の生き物」です。はじめにザリガニを描き始めました。 家でかっていて、逃げだしたとか、お話ししながらも、ザリガニの手の位置とか、正確に描いていきます。メンターも勉強になりました。
つぎにエンゼルフィッシュ、蟹も加えました。ザリガニは背が曲がったときタップすると増えるというふうにしたのですが、これがなかなか難しく、お母さんたちでも捕まえるの大変でした。
Syちゃん 小学1年
テキストのおさるさんのところをやりたかったのですが、メンターがもってきておらず、次回にしました。はじめに好きなものを描いて、自由に動かしてもらいました。星と虹、イルカ、マッチ棒の模様など次々とできました。くるくる回る動き方が今回のお気にいりでした。
Oさん 小学2年
前回から作っている作品の続き。発表を本人がちょっと恥ずかしそうなので、親御さんにお願いしてしまいました。
作品はテキストから、2者が武器を持ち戦うゲーム風なもの。本を読み込みながら作れるのは、さすが二年生です。
電子回路基礎
とりあえずは松成のコメント
電子工作のSくんが電子倶楽部60を持ってきて、アナログ回路の練習です。
お母さんの弁では夏休みの宿題の迷路だったかを科学館に出して、ちょっと息抜きだとか。
稲見さんに最初、時間前にバリコンの説明をしてもらって、あとは自分でもくもくとやっていた。
松成も近くで座ったが、いろんなワイヤーがあって、どれがそれかと聞かれた程度でした(^^♪
集合写真
みんな、楽しい雰囲気でした。また、次回、会いましょう。
謝辞
メンターの稲見さん、岸本さん、松田さん、いつもありがとうございます。
また、応援に来てくれた南谷さん、新しい風を吹き込んでくれたようでよかったです。また、時間があれば覗いてくれると有難いですね。
集金・写真でいつもお世話になる五島さん有難うございました。
ユースメンターのM君、朝早くからの準備とか年少忍者の面倒も見ていたようで有難うございました。
次回
次回は来週、9月15日です。お間違えの無いように。。。
また、この日の午後はCoderDojo天白があります。こちらも参加してください。
以上 松成 文夫