【終了報告】ScratchDojo 原・・・35
開催日時:2018年9月15日(土)10:00~12:00
開催場所:天白区社会福祉協議会 研修室
概要
今回はメンターの参加が不透明だったり、朝日新聞社の取材を急遽、時間前に設定したり、参加の申し込みが直前になった忍者が多かったり、いろいろと気を使うDojoとなった。
でも、メンターの皆さんもほぼ全員集まってくれて、ヘルプの呼びかけにいつもは名古屋に行っている佐原さんが参加してくれたり、名古屋のチャンピオンの宇津さんが付き添いがてら遊びに来てくれたりと、いつもよりはメンターが多い感じの会になった。いつも思うのは、案ずるよりは産むがやすしを感じた一日だった。
内容的には皆さんのコメントを見ていただきたいが、今回はScratch一般でゲームの人も一緒にやって、もっと自由にやってもらったのが一つの工夫だった。
電子工作…バギー車・・・参加者3名
参加忍者3名、メンターは稲見さんと佐原さんがサポート
稲見さんのコメントです。
今日は思いのほか人数が少なかったので、のんびりといった感じで進められました。
メンターの佐原さんにはEくんの組み立ての面倒をお願いしました。 組み立ては順調にいってプログラムによる試運転まで順調に進みました。 プログラムの不具合で片側サーボモーターが動かない理由もちゃんと理解して 修正していました。
SちゃんとNくんは専用ブロックでバギーを動かしてもらうことに。 バギー専用ブロックの追加、最初にキャリブレーション(1秒でどれだけ動くか)を行い、その後、前進、回転と自由に動かせるか確認。その後自由に組んでもらいました。
Sちゃんはバギーを四角、三角に動かすプログラムに挑戦。まっすぐに前進しないのできちんとした形にはなりませんでしたが、ちゃんと組み立て通りの動きになっていました。
Nくんはちょっと変わった動きにしていました。乱数を使ってどれぐらいの距離を進むか?回転するか?といった感じで面白い動きになっていました。
次回から組み立てが終わっている人は、ある程度自由に組んでもらおうかと思いますが、Tipsとしてもう1つのmicro:bitをお借りし、リモートで動作させられるようなものもやってみようかと思っています。
メンターの佐原さん、ありがとうございました。
Scratch一般・・・参加者7名
Scratch一般は5日前までは参加が1名だったのですが、直前になって参加者が増えて、また、取材を受ける忍者も含めて、7名になりました。もう一人、隠れ忍者もいて、取材のお兄さん忍者が面倒を見てくれていましたね。
まずは柳本さんのコメントです。
Scratch経験者のHくん
今日は、背景が横に流れつつ自キャラは画面中央でジャンプしたりしゃがんだりして、障害物を避けるという横スクロールアクションゲームを制作してくれました。
背景用のスプライトを座標指定して配置し、右から左へ背景を動かすところはスラスラと自分でスクリプトを組んでいましたが 左端に到達した後でまた右に配置し直すところは少し座標指定に調整が必要だったので、メンターと一緒に調整しました。
あとは、体力の変数表示が背景に隠れてしまうようになっていたので、背景を前に出さないようにしようとしていましたが 最終的には変数表示の位置を変えて、背景と変数表示が干渉しないように修正しました。
今後はゲームクリアの画面などをつける予定ということなので、今後の展開も楽しみです。
次は、ゲーム開発講座の岸本さんのコメントです。
ユースメンターのM君
先日のゲーム開発講座の続きをやっています。
午前中の大半は、練り上げたMくんの構想をゲーム開発メンバーと話して、アイデアを膨らましていた。何から手をつけようか悩んでいた様子。良い傾向ですね!
城内に道具屋を作り、店の前にくると店員さんとの買い物イベントが発生する仕組みに取り掛かると決めたようです。買い物のイベント画面の骨組みを作る所までたどり着いていました。
中学2年のR君
なぜか今日も作品が壊れた所からスタートでしたが、今回は軽微な不具合だったので作品の開発に時間を割けました。
ドット絵メーカーでおばけのような敵キャラを作っていたが、キャラ作りを悩んでいた様子。 絵が得意なI君と会話して、アイデアをもらったり交流がもてたようで良かったです。
発表に慣れてきたようで、簡潔に全体を説明できるようになっていて良くなりました。
絵のうまいU1君
前回までの講義は完成したので、次の講座の資料を手渡したが、前回までの砂漠のマップや敵キャラを黙々と描いていました。
絵に対してこだわりを存分に発揮してもらえばと思う一方で、他にも楽しいイベントがあるのでチャレンジしてほしいなとも思っています。
まあ、楽しく続けられるのが一番ですね!
あと、いろんな忍者が3人を松成のコメントです。
今日は新しく見えた小6のKさんにつきました。
Kさんはレゴランドでのプログラミングコンテストのようなものでいい成績を上げてから、プログラミングに興味を持ったとか。
Scratchの簡単な説明をして、チュートリアルを上の方からパラパラとやっていきました。初めてにしてはすらすらとやっていきました。ピンポンの所で、ちょっと疲れた感じだったので、ボールくらいを自分で描いて貰ったけど、発表はキャッチゲームでした。
あと、自分でやるなら本を1冊読むこととリミックスを推奨されていることをお母さんにも説明しときました。
取材を受けたK.H君
午前は不参加の予定だったけど、急遽参加です。ホームページで金環食かながなぜ起こるのかということを検索しながら作っていました。ホームページの内容としては子供らしくていいかなと思いますね。
取材を受けた名古屋のT.S君
わざわざ、忍者として参加登録してくれたけど、アウェイでは作品つくりにはならなかったでしょう。
それでも、自分の作った作品を紹介してくれた。
家族でくつろいだり、
作品発表してくれたり
その作品・・・
楽しそうに妹さんの面倒をみたりといったところがいいのかな・・・
ビスケットを楽しむ・・・参加者2名
メンターの松田さんの記録です。
Nsちゃん 年長さん
今回のテーマは「卵が割れたら?」です。蛇と、かえるのふ化の様子を描いて動かしてくれました。本を見たり、お話しをしながらこつこつと作品を作ってくれます。
卵からおたまじゃくしへ脱皮するときですが、卵をタップしておたたまじゃくしが現れ、そのおたまじゃくしをタップするとカエルになり、、、というメガネの作り方もよいかもしれません。そうすると、可愛い絵がゆっくり楽しめますね。
Nsちゃんのお気に入りのぬいぐるみも実はカエルです。ちなみにお母さんが爬虫類大好きだそうです。
Syちゃん 小学1年
はじめに、先回やれなかったテキストの「おさるさんとりんご」の絵を描きました。メガネを使い、命令を加えました。ちょっとしたりんごや芯の置き方ひとつで、動かなかったり、想像以上の動きになることもあり、試行錯誤の面白さです。
次は一緒にやっているNsちゃんの影響を受けて、えびや金魚をえがき、透明な膜の中にいれて、くるくると回しました。また宝箱をタップすると魚が出てくるところも作りました。
集合写真
今日はみんな楽しそうな顔をしています。 メンターの皆さんもたくさん入ってくれました。
謝辞
今日もメンターの稲見さん、岸本さん、松田さん、柳本さん、山吉さん有難うございました。
いつもは名古屋でメンターをやられている佐原さん、ヘルプに答えてくれてありがとうございました。それに名古屋から取材の付き添いも兼ねてメンターをやってくれた宇津さん、有難うございました。
取材の後の忙しい時間、会計をやったり、写真をとったりしてくれた五島さん、また、五島さんの後を受けて写真をとってくれた松田さん、いろいろとお世話になりました。
皆さんのおかげで、一回、一回済んでいきます。今度、10月27日にイベントをやりますが、4周年記念ということにしたいと思っています。
朝日新聞社の取材風景
朝日新聞社の斎藤さんから9月12日に連絡があり、全国プログラミング大会に入賞したり、複雑なプログラミングで周りから一目置かれているような忍者がいつごろから初めて、なぜ興味を持ち、どうしてそこまでできるようになったかを取材したいとのことでした。
全国プログラミング大会で入賞したG.Sさん、KOOVロボットコンテストで金賞受賞のG.S君、K.H君がすぐに頭に浮かび、さらに気になっている名古屋の T.S君を名古屋の宇津さんから連絡があり、今回の例会時に取材してもらうということでトントンと話が進みました。
このような内容は僕も気になるので、記事にならない場合でもメモをくれないかと言いましたが、取材の秘密に当たるのでしょう、拒否されてしまいました。そんなわけで、ここでは取材風景のみを載せておきます。記事になったら、その時は連絡します。
まずは全国プログラミング大会で入賞したG.SさんとKOOVで金賞を取ったG.Sくん兄弟。
名古屋のちびっこメンターでもあるT.S君の作業状況をのぞき込む斎藤さん。
斎藤さんのリクエストで発表したキー入力練習用の作品。
KOOV ロボットコンテストで金賞を取ったK.H君。
次回
次回は少し時間が飛びますが、、2週間後になります。
また、楽しい時間を過ごしましょう。
また、近く告知しますが、10月27日に「第2回 プログラミング体験で可能性を探そう!」というイベントをCoderDojo主催で行います。こちらも楽しみにしてください。また、サポートなどもお願いするかと思いますが、その節はよろしくお願いします。
記録 松成 文夫