ScratchDojo/小中学生のプログラミング&電子工作/天白

小中学生のプログラミング&電子工作道場

【終了報告】ScratchDojo 原…038

開催日時:2018年11月03日(土)10:00~12:00
開催場所:天白区社会福祉協議会 研修室

概要

今日は文化の日。好天にも恵まれて行楽の日でもあったと思う。にもかかわらず、多くの忍者が集まってくれた。前回キャンセルが多かったりだったので、募集案内で締め切りをその週の火曜日に設定して前日に連絡を受けて、締め切りを外したりといった不手際もあったけれど、担当的にはいい人数の忍者が集まってくれたと思う。

電子工作でのバギー車は5名の参加。みんな大分進んでいて、2台目のマイクロビットを使っての遠隔操作もだいぶ板についてきたようだった。ちょっと休みがあった忍者もマンツーマンでの対応でだいぶ追いついてきているよだった。人の無線のグループに入り込んで混線を狙う忍者もいて、楽しそうな場になってきていた。

Scratch一般は、一人の参加。もくもくと口数が少ない忍者の対応も慣れてきたのか、前回に続いてのもぐらたたきゲームを完成させることができた。寡黙だけれど自分の考えをはっきりと持っているとこが素晴らしい。

Scratchでのゲーム開発講座は、いま、RPGゲームも一段落なのか、忍者とメンターで今後について話し合ったとのこと。忍者も段々と自主的に考える時期になったのかもしれない。それはそれで素晴らしいことなのかと思う。

ビスケットの参加は今日は常連の一人だった。いつものようにきれいな絵と、今回は迷路というか通路通り抜けゲームのようなものも作っていた。親御さんも一緒になっての作品つくりで段々といい環境を作ってきている。

lego boostはクローラー、バギー車を経験している姉弟の参加。ちょっとやってみたかったとのこと。3セットの部品を準備しておいて二人の共同作業を楽しみにしていたが、やはり、お姉さんの方が力が強いようだった。でも、ひとつの経験だったと思う。

写真集

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今日の全体風景です。

f:id:whomeantan:20181104122038j:plain バギー車のコーナー

f:id:whomeantan:20181104122201j:plain こちらもバギー車のコーナーの二人

f:id:whomeantan:20181104122254j:plain 同じコーナーでLegoBoost の二人

f:id:whomeantan:20181104122355j:plain Scratch関係のコーナー

f:id:whomeantan:20181104122438j:plain ちょっと離れてビスケットの親子さん

f:id:whomeantan:20181104122909j:plainクラッチのこちらのコーナー

f:id:whomeantan:20181104123022j:plain ちょっと休みがあって、遅れているDくんは密着指導です

f:id:whomeantan:20181104123316j:plain こちらは一緒に今後のことを話し合ってるのかな・・・

f:id:whomeantan:20181104133334j:plain 静かにプログラミングしています。

f:id:whomeantan:20181104133444j:plain ちょっと教えてください。。。うん、なに?

f:id:whomeantan:20181104133824j:plain 和やかに話し合いの時間ですね。

f:id:whomeantan:20181104134032j:plain ずっと二人で、親子で相談しながら作っていきます。

f:id:whomeantan:20181104134147j:plain こちらは忍者同士で相談しています。

f:id:whomeantan:20181104134526j:plain 色々と工夫しながら作ってきたバギー車も無事、自由に動くようになりました。

発表風景

f:id:whomeantan:20181104152309j:plainS ビスケットのSi ちゃん、今日は迷路の発表です。楽しそうなゲームができました。

f:id:whomeantan:20181104152519j:plain マイクロビットのYくん、前回はバグだっと騒いでいましたが、今回はきれいに無線操作ができました。

f:id:whomeantan:20181104152758j:plain 隣りに座ったSちゃんも余裕でクリアしたようです。

f:id:whomeantan:20181104153011j:plain Kさん兄弟の歩くロボット、ちょっと難しいとこもありましたが二人で相談しながらうまく動くようになりました。

f:id:whomeantan:20181104154725j:plain ちょっと慣れた感じのNくん、他人の無線領域に侵入したようです。

f:id:whomeantan:20181104153336j:plain D君は、きょう、バギー車が完成したようです。丁寧に発表してくれました。

f:id:whomeantan:20181104153444j:plain RPGのY1君、ちょっと難しそうですが、頑張っていますね。

f:id:whomeantan:20181104153629j:plain ちびっこメンターもやっているM君、RPGですが、登場人物が二人そろって歩くのに笑いが出ていました。

f:id:whomeantan:20181104153857j:plain Scratchで自主制作のもぐらたたきゲーム。無事完成したようです。

f:id:whomeantan:20181104154006j:plain うまく動かないとちょっと躊躇していたE君もメンターの稲見さんに見てもらって無事完成の様でした。ご苦労様。

集合写真

f:id:whomeantan:20181104154537j:plain 最後にいつもの集合写真です。今日も元気に有難う。

メンターさんの意見・感想など

メンターの方から実施状況などの意見・感想を聞いています。以下を参考にご覧ください。

電子工作…バギー車の稲見さんの声

今日はすべて組み立てを終えたレギュラーメンバーだったので、もう1つのmicro:bitリモートをするものを作ってもらうことに。前回までで拡張ブロックの説明を終えていたので、自分で作ってもらう時間にしました。

Dくんだけはバギーの全く組み立てが終わっていなかったので、マンツーマンで組み立てのサポートをしました。最後まで組み立てを終えましたが、最後の最後でプログラムして動かそうとしたのですがなぜか全く動かず。せっかく組み立てたのにちょっと残念気味だったようですね。次回がんばりましょう。

Sちゃんは前回ダメだったリモートも今回はうまくいったようですね。ある程度の距離前進したら止まる、回転すると多彩な制御ができるように作っていました。

Yくんも最初は全くどうしたらわからないと言っていましたが、最後はスイッチを押すと進む、曲がるといったことの他に振ると止まるとか、うまくリモートができてたようです。

みんなと変わったことをいつもやるNくんは、混信を避けるために皆別々の無線グループを使う事を逆手にとり、Yくんがやっていた無線グループと制御番号を使って割り込むものを作って楽しんでいました。

今日のEくんはさらに頑張っていましたね。リモートはできるようになったけど、思う通りに動かないと最後の最後まで考えていたようです。無線の接続はうまくいっているので、自分が渡したいコードがちゃんと受信側にわたっているのか、また判断できているのかを可視化して調べてもらうように伝えておきました。

無線で自分で決めたコードを渡し、それを判断して制御するとい事ができるようになったので、次回からは傾きセンサーの値をバギーに渡して、速度を制御するという事をはじめて行きたいと思います。

p.s. MくんがScratchとmicro:bitを組み合わせて何か作りたいと言ってたのでちょっと楽しみです。

Scratch 一般の柳本さんの声

前回まで制作していたモグラたたきゲームの続きを作りました。

始めのうちはスクリプトを書いたり消したりと身が入らない感じでしたが 本人のペースに任せつつたまに話をしていたところ、 金色のモグラを登場させたらどうか、という話が良かったらしく、すぐに作ってくれました。

また、時間経過や点数カウント用の変数があったのですがうまくカウントされておらず、 そこはアドバイスしたら聞いてくれて、うまく動くようにできました。

今日の制作でゲームとしての完成度が上がったと思います。

Scratch : ゲーム開発講座の岸本さんの声

今日のゲーム開発講座は、プログラミングはほどほどに、今後のロールプレイングゲームのストーリー展開と強化したい機能についてワイワイガヤガヤ話をしました。よく言えば、ブレインストーミング的な感じで、講座に参加したMくんとY1君と私の三人で考えました(笑)

最初の話題は、主人公は、なぜ戦う必要があるのか?です。戦う理由と目的がないと単なるゴロツキになります(笑)

戦う目的、場所、キャラクター、アクションを箇条書きにして整理しました。

Mくんとは、下のアイデアを出し合いました。

  • 道具箱を作る。
  • 装備一覧をつくる。
  • 与えたダメージは、自分の攻撃力から相手の防御力をひいたものとする。
  • 主人公と敵の素早さ判定をして、早い方が先制攻撃する。

Y1くんとは、下のアイデアになります。

  • 三すくみの属性を戦闘に入れる。水は火に強く、火は草に強く、草は水に強いといった属性。

二人とも、目がキラキラ輝いていました、今後の展開が楽しみです!

ビスケットを楽しむの松田さんの声

ビスケットSiちゃん(年長さん)

今回は二つの作品を作ってくれました。

「どんぐり」

雑木林の近くにいくと、いっぱい落ちているどんぐりがテーマです。そのなかには、芽が出て成長するものがあるとのことで私もびっくり。Siちゃんはその経過を、ビスケットで作ってくれました。どんぐりをタップすると芽が出て、それをタップすると葉っぱが伸びていきます。それには、どんな絵が必要なのか、そういうことも準備してきています。メガネで動かしたどんくりは一つだけど、画面いっぱいに並べるとすごい迫力でした。

どんぐりころころという歌もあるので、また、歌に合わせて、動画をつくってもよいですね。

「迷路ゲーム」

これはテキストに載っています。テキストを見ながら説明していくと、絵がついているので、わかりやすいようです。作業は繰り返しも多いのですが、その分覚えていけます。根気よく作ってくれました。

完成した後、さらに思いついたことを加えていくのが、手作りゲームの醍醐味でしょうか。親御さんたちと一緒に遊んで盛り上がり、楽しい時間となりました。発表は迷路ゲームでした。

lego boostを楽しむの松成の声

新しい1年生と話をしていてLegoLego Boostが安いし、面白いのではということで募集したらベテランのKさん姉弟が応募してくれた。

Lego Boostの組み立て図(五十川著)90例の中から前半3例の部品を準備してもっていった。

2輪の簡単なモデルにカラーセンサー、モーターを付け加えて、いろいろと遊んでいた。やはり、お姉さんが主として作成し、弟さんがあれこれと部品をいじって、遠慮のないところでプログラムもかなりきちんと理解してくれていた。

歩行ロボットの部品も持っていったので最後に作ってもらったがモデルの出来が悪いのか、わからないとこもあったが、最後はきちんと動くようにモデルを修正して作ってくれた。

ふたりの協調作業も観察のポイントと思っていたが、姉弟では遠慮のないためか、やはり、お姉さんのリードが大きいみたいだった。

謝辞

今回は、新しい人もなく、比較的穏やかに済ますことができました。メンターの稲見さん、岸本さん、柳本さん、松田さんにお礼申し上げます。また、今回は集金・写真を保護者の岡田さんが進んで撮っていただけました。有難かったです。写真が比較的、アップの写真が多くて選びやすかったです。

一回、一回、みなさんの協力で進んでいきます。有難いですね。

次回

次回は11月17日(土)になります。下記からお申し込みください。

scratchdojo.connpass.com

ちょっと寒くなりましたね。いつの間にか長袖の準備が必要です。子どもたちの半そで姿に刺激されます。また、次回、元気でお目にかかりましょう。

記録:松成 文夫