ScratchDojo/小中学生のプログラミング&電子工作/天白

小中学生のプログラミング&電子工作道場

【終了報告】プログラミングで科学実験を楽しもう-第1日

日時:2019年2月10日(日)10:00~16:30

場所:名古屋市天白区社会福祉協議会 研修室

助成金:子どもゆめ基金

後援名義:名古屋市教育委員会

賞品寄贈:梅澤無線電機株式会社

主催:CoderDojo 天白

応援:ScratchDojo原、CoderDojo名古屋、日進、瑞穂

プロローグ

昨年、10月末、プログラミングで可能性を探そうを実施した。終了後、ゆめ基金助成金の関係上、今回のワークショップを立ち上げる必要があったが、告知して参加表明してくれたメンターさんは数人だった。いつもはメンターさんに事前に講師等の依頼をしていたが、今回は基本的に自分で準備することとし、次のような枠組みを設定した。

  • 内容をフィジカル・コンピュータの初歩という意味での科学実験と楽しく遊べる無線操縦車に限定した。
  • 説明的なテキストを準備して、それを見ながらできる内容にした。
  • 応募者の範囲を小学校高学年から中学生とした
  • 1回の参加者を少数(20名)として、二日実施した。
  • Dojoの忍者、3人をちびっこメンターとして事前準備・当日の運営などに力を発揮して貰った。

基本、こじんまりとした内容にしたことで、自分の勉強時間もとることができた。また、開催が近づくにつれて、多くのメンターが参加してくれて、役割も分担してくれて、にぎやかな場を作ることができた。

写真集・・・午前

一日目の題材はマイクロビットの概要とじゃんけんのプログラム作成としました。今までの経験からはパソコンに全然の初心者も多く参加してくるので、基本の基として取り上げました。結果的に一日目の参加者は初心者といった感じの子どもさんが多かったけれど、今までの子どもさんに比べて、パソコン慣れして感じでした。だんだんと世の中の子どもさんにもパソコンが親しいものになっているのでしょう。

全体風景です。定員20名でしたが直前キャンセルもあったりして18名の参加です。

前列の方の子どもたち・・・もう手が動いている子どももいる。

小さい子も頑張っています・・・

ぼつぼつマイクロビットに触っています。

こちらも小さい女の子、彼女はiPhoneも操ってたようですね。

メンターの宇津さんと・・・

メンターの稲見さん・・・、iPadを使っています。

メンターの山吉さん・・・

メンターの南谷さん・・・

ぼつぼつ出来てきたようですね・・・覗きこんでテストしています。

メンターの佐原さん・・・


じゃんけん大会でーす!

ちょっと休憩

マイクロビットを用いた貯金箱(募金箱)。お父さんと二人で熱心に作ってくれました。

写真集・・・午後:科学実験をしよう

午後は「科学実験をしよう」と「レーサーカーを走らせよう」に分かれて行いました。
科学実験は「ElecFreaks micro:bit スターターキット」の部品とそのプロジェクト集を参考にしました。
「レーサーカーを走らせよう」ではスイッチサイエンス社bitPak:Racerのセットを使い、事前にセットはちびっこメンターが組み立てて、現場ではプログラムだけを行いました。

講師はCoderDojo天白でバギー車を使って、 マイクロビット のプログラミングの指導をしている稲見さんにお願いしました。

これがLEDなんだね・・・初めてだ

材料は二人に一組です・・・

テキストを見ながら、二人で共同作業進行中です

メンターの河原さん・・・難しいとこをお手伝い

南谷さんもお手伝い・・・だいぶ形になってきました。

稲見さんも複雑な回路のお手伝い

みんなで覗き込んでいますね・・・どうなっているのかな

発表です

どうどうと発表することができました

ふたり仲良く発表ですね

小さい子もきちんとできたようです

ひとり組に南谷さんが付き添います

とりあえず、科学実験はここまでで・・・つぎは

写真集:レーサーカーを走らせよう

レーサーカーのコーナーの取りまとめはCoderDojo名古屋のチャンピオンをしている宇津さんにお願いしました。

まずはテーブルに二人一組でbitPak:レーサー(以後レーサー)がくばられます。

こちらも1年生。すでにScratchを200も作ったとか。

前輪サーボの調整でとりあえず、分解

直線走行を真剣に見守ります

趣味の電子工作のメンターの五島さん、注意点を指導します・・・

だんだんと無線走行も始まります

テスト風景ですね

ぼつぼつレースも始まっているようですね・・・

ちょっと、のんびりした風景ですが・・・

成績を書き込んでいるのでしょうか・・・

表彰式です

今回も梅澤無線電機株式会社から電子回路実験セット「電子倶楽部60」の寄贈を受けて、今日は5人の皆さんを表彰しました。

まずはじゃんけんの勝者は彼でした・・・

科学実験の優秀賞です・・・

もう一人、同じ組で楽しい作品を作ってくれました

レーサーの競技の優秀者です・・・運転技術も大事です


もう一人の優勝者・・・おめでとう!

集合写真

無事、表彰も終了して今日は一日、お疲れ様でした。恒例の集合写真です。

また、Dojoで会いましょう。次回のイベントは5月のScratchDayですが、天皇の退位の式典など、世間が騒がしい時期かなと思い、日程を変更するかもしれません。

謝辞

 今回の参加者はScratchをやったことがある子が数人、マイクロビットを知っている子はほとんどないという状態から、ひとつのグループは、Lチカを手始めとして、ボタン、RGB LED、温度センサー、フォトセルなどを自主的に選択して実験をし、もう一つのグループは、bitPakという無線操縦車をプログラムして動かすという体験をしてもらいました。いい体験になったのではないでしょうか。前回から、準備期間が少なかったけれど無事、終了して、いつものことですが、ちょっとほっとしています。

今回、CoderDojo天白のメンターのかたには、どちらかといえば裏方をお願いしました。今回の膨大な写真も柳本さんが撮ってくださいました。有難うございました。

運営の面では受付から、材料部品等の整理・配布、交通費清算など全面的にやっていただいた五島奈緒さんも有難うございました。ご一家で貯金箱といいながらの募金箱を作っていただいて、時間ぎりぎりに間に合ったみたいでよかったですね。

裏方といえば、重いチラシを市役所まで持って行って配布してくれたこと、また名札や募金箱を作ってくれたりといろいろと松田さんにはお世話になりました。有難うございました。

メンターとして、CoderDojo天白に縁のあるメンターの方にもお世話になりました。CoderDojo天白を主としてマイクロビットの指導をしている稲見さん、CoderDojo名古屋のチャンピオンの宇津さん、CoderDojo瑞穂のチャンピオンの佐原さん、CoderDojo天白を主にメンターをされている山吉さん、前にCoderDojo天白で電子工作のメンターをされた河原さん、Code for Aichiの縁で参加してくれた南谷さん、レーサーカーで事前組立から当日の指導までやっていただいた五島淑さん有難うございました。こう書きあげてみると皆さんのお世話になって成り立っているということが分かります。

ひょっこり、顔を出してくれた昔メンターをしてくれた岩田さんにも有難うございました。こういうサプライズはうれしいですね。昔のことが懐かしく思い出されます。

なお、寄付金は10日、11日の二日間で17,435円入っていました。有難うございます。今回のイベントの費用として計上させてもらいます。


次回の予定

次回のDojoは 2月16日のCoderDojo天白になります。日にちがありませんが、下記からお申し込みください。

CoderDojo天白-N041

2月11日の報告も近く作成します。少々お待ちください。

記録 松成 文夫