プログラミング×科学実験…005
開催日時:2020年1月19日10:00~16:00
開催場所:天白社会福祉協議会 ボランティア室
実施内容
今回の参加者は5名であり、このコースとしては最大であった。
予定としては研修室にある冷蔵庫の温度変化を見るといった科学実験のデータ処理をできればかっこいいと思ったが、冷蔵庫内の温度を測るのは無理かなと知った時点で部屋もボランティア室だということに気が付いた。
そこで内容を次のようにした。
実施内容は次にしめす。
温度を測定: 最初の子供もいるので基本から説明して、基本ブロックと入力ブロックから温度測定を行った。この段階はmicro:bitで温度が測れるということだけど、手持ちの温度計では21度だったが、みんなの温度計も20~22度程度だったが、28度を示す子供もいた。
シリアル通信: 温度を測定したので、今度はこれをシリアル通信でPCに表示させた。シリアル通信自体はわからないまでも、プログラムは簡単なのでみんなできたかと思っていた。結果をWord、Excelに表示するのを初心者の方に力を入れて説明していると、ベテランの方に目がいかず、ベテランの一人にシリアル通信がうまくできていないことに気が付かなかった。
無線送信・・・センサー側のマイクロビット : 同じmicro:bitで、センサー側の設定を行った。センサーのグループ化と無線で温度データを送信の二つの命令である。センサーのグループ化をしないでも、できるはずとやってみたが何故かうまくいかない。ま、いいかとみんなに番号を振り分けて、センサー側のmicro:bit に送信プログラムを書いてもらった。
どうも、この辺で何をやろうかということがみんなにうまく伝わってないようだった。。。そこでちょうどお昼になって頭を冷やすことにした。
昼休み・・・Muエディタのインストール: 初心者のふたりにも micro pythonを経験してもらおうと思って、事前にインストールをお願いしておいたが、うまくできないとのこと。。。昼休みにやってみようとしたが、一人はインストールを拒否されて、一人はどこにインストールされたかわからないとのこと。。。 何回か、ダウンロードしてもうまくいかないのでとりあえず、断念。
無線通信・・・コントロール側のマイクロビット : 手元のmicro:bit でデータ収集開始、終了の信号ををセンサー側のmicro:bitに送信し、手元のmicro:bitをコントロール用にも使う予定だった。これは二人の人ができただけだった。考えてみると、センサー側はデータを垂れ流しにして、コントロール側でデータを選択したほうがわかりやすかった気もする。
こんなことで、授業を軽くするつもりだったが、個人対応に追われてしまった気がする。
実施風景
振り返り
きちんとできたのはふたりかな。。。新人のYくんは温度の代わりに部屋の明るさを測っていて、窓際の太陽の陽が差すところで明るさが急激に上がるということを示していた。
まあ、やり方はわかったと思うので、何か観察記録でもやってくれると嬉しいな。。。簡単そうなのは窓際の温度変化くらいでやってみるのも面白いかな。
次回は2月16日(日)を予定しています。ちょっと基礎的なことをやったので、次回は自主でやってみようかと思います。
写真やあれこれサポートしてくれた松田さんにも謝謝です。また、次回もよろしくお願いします。
記録 : 松成 文夫